アロエベラフォーラム in 名古屋 報告
2015年11月6日(金)

11月6日(金)、アロエベラ研究の第一人者であられる八木晟先生、また東京より管理薬剤師の先生をお迎えして、本年度2回目のアロエベラフォーラムin 名古屋が開催されました。
 八木先生より、アロエベラの最新の研究発表として、アロエベラをジュースにして飲ませたラットの血中コレステロール値が減少した研究、また、免疫を介して、脳細胞に良い影響がみられ、アルツハイマーなどに改善が見られた研究など、大変興味深いお話を聞くことができました。中でも興味深かった研究は、腸内細菌とアロエベラの関係でした。私たちの腸の中には、およそ数百兆から一千兆個に及ぶ腸内細菌が存在し、それらが互いに影響を及ぼしあいながら共生し、さらに宿主であるヒトにも影響を与えるとのことです。腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸によりインシュリンの感受性が高まるという話や八木先生がお話された血中コレステロール値や脳細胞への影響の研究も、腸内環境や腸内細菌の働きが少なからず関係しており、腸内環境は健康に大きな影響を与えるそうです。腸内細菌は健康に良い影響を与える物質を産生したり、反対に健康に有害な物質を産生したりするため、そういう意味では腸内環境を整えることが健康への基本だと考えることができるそうです。腸内環境を整える簡単で身近な方法としては、ヨーグルトや乳酸菌飲料などのプロバイオティクス素材や、食物繊維などを含む野菜や果物、豆類などのプレバイオティクス素材を積極的に摂取することが大切だそうです。実はアロエベラは食物繊維や難消化性の多糖体を含み、プレバイオティクス素材として優れているそうです。また、アロエベラジュースの中に乳酸菌を入れ、その増殖を図る試験を行ったところ、いくつかの乳酸菌で増殖が見られたとのことで、アロエベラは乳酸菌などの善玉菌との相性もよいとのことです。今までは足りない栄養を補うという観点でアロエベラをとらえていましたが、腸内環境を整えるプレバイオティクス素材としての新しいアロエベラの魅力を知ることができました。
 管理薬剤師の先生からは「東洋医学からみたアロエベラの凄さ」というテーマでお話しいただきました。漢方では「気・血・水」の3つを大切にしますが、この3つのうち、一つでも流れが滞ってしまうとカラダに影響が出るそうです。そのため、何が滞っているのか、五臓六腑のどこで滞っているのかを知ることが大切だとのことです。「医食同源」「食は医なり」という言葉がありますが、食で治せない病気は医でも治すことが難しいそうで、食養生などで私たちのカラダが本来持っているチカラ・自然治癒力で治すことが大切だそうです。私たちが生きるこの自然界は素晴らしい世界で、様々な生命が共生しており、自然界には「治そう!」「生かそう!」というチカラがたくさん働いているので、それらのチカラを食養生として摂り入れ、自然界のチカラを借りて生命力を高めることが大切だとお話されました。
 7月のアロエベラフォーラムにも参加しましたが、今回は前回にもまして充実した内容でした。アロエベラの最新の研究だけでなく、健康に関する情報も学べることがアロエベラフォーラムの魅力だと感じました。

アロエベラフォーラムin名古屋
アロエベラフォーラムin名古屋
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