夏バテ対策|予防医学のお話|アロエベラ健康研究室

予防医学のお話 No.42
夏バテ対策

掲載日:2018年8月1日

夏バテとは、夏の暑さに身体が対応できずに現れる様々な症状の総称です。日本の夏には、湿度が高く蒸し暑いという特徴があります。体温の調節機能に負担がかかり、消化・吸収・排泄の機能が低下することにより、夏バテに陥る方も多いと思われます。


夏バテは、「梅雨時から体調が悪くなるタイプ」と「秋口に体調を崩すタイプ」の2つに大きく分けられます。


梅雨時から体調が悪くなるタイプは、「とにかくだるい」、「胃腸の調子が悪い」、「夏痩せする」、「足がむくむ」等、夏の間ずっと身体の不調が続く方が多いのが特徴です。もともと内臓が弱っているところに、日本の夏特有の湿度がさらに消化吸収の邪魔をして体調を崩すという例が多いようです。余分な体液の排泄が悪くなり、体内に停滞するために体がだるく疲れやすくなります。汗をかきにくく、口の中が粘ついたり、足がむくんだりします。また冷たい物を取り過ぎることで、体内の水分が停滞気味になる方もいますので、注意が必要です。


秋口に体調を崩すタイプには、夏の間は元気だったのに、秋口に急に不調を訴えて寝込んでしまうという方もいます。夏の間の頑張り過ぎが原因であると言われ、「皮膚の乾燥」や「手足のほてり」、「のどの渇き」、また「息切れ」や「強い倦怠感」が特徴的な症状です。


さて、夏バテの対策を以下にまとめます。


  • ・外で汗をかきそのまま冷房の効いた部屋に入ると冷房の冷えから夏風邪を起こしやすくなります。汗をこまめに拭くようにしましょう。
  • ・直射日光を直接頭に当てないようにしましょう。
  • ・室内環境は温度が26~28℃、湿度は50~60%を目安にしましょう。
  • ・発汗により水分と塩分が失われてしまいます。水分とミネラルをこまめに摂るようにしましょう。
  • ・冷たいものは胃腸を急に冷やすことになり、消化機能の低下や下痢を起こしがちです。少し温かい飲み物や食べ物を飲食するようにすると良いでしょう。
  • ・消化のよい食事を心がけ、あずきや冬瓜、すいか、はと麦、白菜、トウモロコシなど、余分な水分の排泄を助ける食材を積極的に利用しましょう。
  • ・暑さで食欲が減退することで、栄養のバランスが乱れ、体力低下や夏バテを招いてしまいます。ネバネバ食品や食物繊維で胃腸の機能を高めてください。
  • ・夏野菜を使ったレシピでしっかりとバランスの良い食事を心がけましょう。

バランスの取れた食事・十分な休息・適度な運動は、夏バテの防止にも有効です。

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