注目の健康情報 No.47
長寿菌がいのちを守る!(4)長寿菌を増やす生活

掲載日:2017年03月14日

長寿菌を増やす生活
長寿菌いっぱいの腸内環境を実現させる方法は簡単です。

①食物繊維をたくさん摂る
②食物繊維と発酵食品を組み合わせる
③足腰を鍛える運動をする

この3つのルールを毎日の生活に取り入れましょう。

①食物繊維をたくさん摂る
食物繊維は、長寿菌を増やすための要(かなめ)。便をつくる材料となり、腸内の不要物を絡め取って排出します。また、酪酸産生菌が酪酸をつくるためには食物繊維が必要です。

ほかの栄養素のことも考えて、できるだけいろいろな種類の食品から食物繊維を摂りましょう。私が訪れた健康長寿地域の人たちも、みなさん食卓いっぱいに色とりどりのおかずを並べて召し上がっていました。腸をきれいにしてくれる、とくにおすすめ食品はこちらです。

②食物繊維とプロバイオテイクスを組み合わせたシンバイオテイクスを摂る。
食物繊維は、便を「つくる」材料ですが、便を「育てる」ために力を発揮するのが、ビフィズス菌や乳酸菌などのプロバイオテイクス(健康効果を示す生きた微生物)です。悪い働きをする腸内細菌の勢いを抑えて、よい便が育ちやすい長寿菌優位〟の腸内環境を整えてくれます。食物繊維とヨーグルト、チーズ、納豆などの発酵食品を組み合わせれば、効果的に長寿菌を増やすことができます。

私が考案した<食物繊維+発酵食品>の特性ドリンクをご紹介します。実は50代の一時期、肉類の食べ過ぎなどから太ってしまい、腸内環境も“悪玉菌優位”になっていました。一念発起してヨーグルトと野菜など食生活全般を改善し、運動を始めたら、効果はてき面。すっきりやせて、それ以降は還暦を過ぎた今もずっと良好な腸内環境を維持しています。

<食物繊維+発酵食品>の辨野式特性ドリンク
【作り方】
ヨーグルト(200g)・アロエジュース(100ml)・乳酸菌飲料(80ml)・バナナ(1本)・はちみつ(少々)・抹茶(少々)

すべての材料をミキサーで混ぜれば完成。

(素材の解説)
ヨーグルト
乳酸菌やビフィズス菌のほか、カルシウムやタンパク質などの栄養素が多い点でも優れた食品

アロエジュース
アロエ成分、食物繊維、オリゴ糖などを含んでいて、腸の健康によい

乳酸菌飲料
乳酸菌の機能が高く、ヨーグルトとの相性がよい

バナナ
食物繊維が多いほか、オリゴ糖やカリウムが豊富

はちみつ
ビフィズス菌のエサとなるオリゴ糖が含まれている

抹茶
カテキンが腸内の悪玉菌を抑制

③足腰を鍛える運動をする
健康長寿のためには、身体を内側から整えるだけでなく、筋肉や骨を丈夫に保つことも重要です。腸の正常な働きのためにも、下半身の筋肉の力が必要になります。とくに意識して鍛えたいのは、腸腰筋という、身体の内側の深い部分にある筋肉(インナーマッスル)です。脚を持ち上げるときに使う筋肉なので、毎日の散歩コースに階段や坂道を組み込めば、腸腰筋が鍛えられます。早足や大股で歩くのも効果的です。

注目の健康情報一覧へ戻る
このページの先頭へ戻る